髪のケア・トリートメント・洗い方日本一は、髪のケアやトリートメントの仕方、洗い方などを紹介。
髪が傷む原因はいくつかあります。まず、シャンプーをするときに乱暴に洗うことです。髪の毛の表面にあって外からの刺激から守っているのがキューティクルですが、これによって髪につやが与えられるのです。キューティクルは摩擦によってはがれてしまうので、シャンプーするときに乱暴な洗い方をしたりすると、簡単にはがれて髪はつやを失ってしまいます。次に、無理なブラッシングや、髪が濡れたままのブローです。無理なブラッシングはやはり、「キューティクル」を剥がします。水分を含んでいる髪は、キューティクルがはがれやすく傷みやすいので、洗髪後などタオルであまりふいたりもせずにドライヤーをかけることは禁物です。それから、冷房や暖房による刺激も、キューティクルをはがれやすくしてしまいます。髪が濡れたまま紫外線に当たることもよくありません。髪から栄養分が失われるのを防ぐためには、パーマやヘアカラーをあまり頻繁にしない方がいいでしょう。髪の痛みの改善策としてトリートメント効果の入っているシャンプーや、コンディショナーを使用し、髪のケアを十分行うことが良いと思います。さらに髪を守るためには、ときどき美容院に行くなどして、プロの手によるトリートメントを施すのもいいでしょう。
正しいトリートメントの手順は、まずとにかく先にシャンプーをしっかり行います。シャンプーでしっかり洗ったら、しっかりすすいで泡をきちんと流しましょう。次に、トリートメント剤の油分をはじかないようにするため、軽くタオルドライをしたあと、トリートメント剤を手のひらに広げます。髪の内側からたたくようにトリートメント剤をつけますが、手に取る量は必ずついている表示に従うようにしましょう。トリートメントを髪につけたら、少し時間をおいた後、髪をこすらないよう、やさしくすすぎます。毛穴をふさぎ、頭皮に細菌が繁殖したり、炎症の原因になったりするので、トリートメント剤を頭皮につけないようにしてください。それに、せっかく頭皮をきれいに洗った後に、余計な油分を与えてしまうことになります。特別髪の傷みがひどいときの改善方法がありますが、それにはまずトリートメント剤を髪につけたなら、シャワーカップをかぷって10分くらいそのままでいます。こうすると髪の毛が温められてタンパク質の結合がゆるめられ、、それによりトリートメント剤が浸透しやすくなるのです。効果を実感するには、週に2度は行うようにするといいでしょう。以上のような方法でも髪が元に戻らないならば、思い切ってその髪は切ってしまいましょう。それから次に伸びた髪を、大切にケアしてあげるといいのです。
髪が傷んでいるかを見分ける方法は、ざっと分けて3種類あります。とりあえずまず自分の髪を見てみると、見た目でも傷んだ髪かどうかわかることができます。髪の毛先に枝毛が見つかったときは、それは髪が傷んでいるという証拠です。一旦枝毛ができてしまうと、それはトリートメントでも治すことは不可能で、もう切るしか方法がありません。もうひとつ、傷んだ髪を見分ける方法は、自分の髪を引っ張ってみることです。髪は傷んでしまうと、切れやすくなってしまいます。髪にダメージを与えやすいハードなストレートパーマやツイストパーマは、繰り返しかけることで髪を切れやすいものにしてしまいます。髪は健康であれば、指がすべるようで決して切れたりはしません。三つめに、髪を指でしごくという方法で、傷んだ髪を見つけてみましょう。髪が健康でキューティクルも崩れたりしていなければ、髪の根元からすべらすようにしてゆっくりとしごいたとき、手触りが悪かったりすべりがとまったりすることはありません。このようにして髪が傷んでいないかいろいろ試してみて、もしひとつでも気になるところがあったとしたら、まずはトリートメントを行うことで髪の回復を待ってみましょう。髪の痛みがなかなか治らないようであれば、そのときは美容院にいくなどして、もっと専門のトリートメントをしてもらうといいでしょう。